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富野さんの鼓動(そして身バレ)

2011年 08月29日 01:12 (月)

昨日のキャラホビ2011の富野由悠季トークショーに行ってきました。
前情報で「新作発表か!?」という噂も飛び交い、ちょうど時間もあったので・・。

そのときのレポートはTwitterで行っていましたが、先ほどTOMINOSUKI/富野愛好病の管理人kaito2198さんがTogetterでまとめてくださったので、下記リンクより参照してもらえれば。

富野由悠季監督2011/8/28トークショーまとめその2
http://togetter.com/li/180508


全文をシャア専用ブログ@アクシズさんでもやられたようで。(文字起こし早いな・・)
キャラホビ2011 富野トークショー
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20110828/1314538546


Twitterでもいろいろなところでも、今回の件については様々な思いが錯綜しているようです。
ただ個人的には、今回富野監督のスピーチの内容が昨年に比べて弾んでいるように見えたのと、これから書く内容を含めて、そう落ち込むこともなかったです。
ただし、もったいつけずにすんなり新作発表をされるに超したことはありません。作業遅延のお詫びがメインコンテンツのこのブログじゃあるまいし。
以下、トークショー後家に帰り、内容を咀嚼した上でつぶやいた内容を転記しておきます。
「富野監督の意気込み通りの作品が世に出てくるなら、後退している時代はまた少しだけ動くだろう」って予感を長々と書いていました。時間があれば読むといいさ。


今日のトミノサンの発表したコンセプトを咀嚼して考えていくウチに、「らせんの一巻きが回って、ようやく上に行った」という謎の合言葉が飛び出した。巡り合わせが悪かったらたぶん気づかなかった。(長くなる&整理しながら書いてるので支離滅裂になるかも)

数字にすると完全に区切られるので明確な表現を避けるが、ここ数年のアニメにしても映画にしても原作モノの映像化、もしくはリメイクが主流だった。けど、今年に入って評価や好みはどうあれ、まどかマギカやピングドラムなどのオリジナルアニメが息を吹き返してきた。・・ように感じる。

TVの完全オリジナルアニメの衰退の歴史は90年代前半から00年代序盤辺りを俯瞰していけば良いけども、ひとくくりにすれば好き勝手に作りすぎたんだろう。そしてそこに視聴者はいなかった。だったら一定の支持を既に獲得してる別のメディア(マンガや小説)から引っ張った方が安全パイだ。

でも、これまでのアニメで長く残る作品って、みんな原作なしのオリジナルアニメだよね。(鉄腕アトムとかの黎明期は別の話だけれども。)

で、話はガラッとあっちの方へ行って、最近自分の毎週のお楽しみはニコニコ(フルアニMAX)で配信されてる黄金バットだったりする。ガキのころテレ東の再放送で少しだけ見ていた記憶はあるけれど、いい年になって見ると展開や考証のひどさに目まいがする。でも、おもしろい。

それらのひどさをネタとして楽しむのが中心と認めつつも、黄金バットさんの理不尽なまでの強さや、「今週入れる必要ねーだろこの怪獣!」ってのでも枠が空いてればねじ込んでくるのは素直におもしろい。子供に興味を引かせようと制作者は必死だったんだなあと。

もう一つ、バットさんの展開の主軸にあるのはSFであり、放送当時には夢のエネルギーだった原子力なんかも頻繁にネタとして出てくるし、考証のしようがない超科学なネタも多い。SF通や学問納めてる人には噴飯モノな出来の話ばっかりだけど、「子供への興味」ってフックはキチンと機能してる。

で、後に噴飯モノな出来のアニメを見て、「ちゃんと考証しろよ!」みたいな流れがヤマトから始まるリアルっぽいSFアニメも出始める。ドラマもキチンとしてきた。でも子供の興味を引くって意味での分水嶺ってファーストガンダムあたりな気がする。あとはエスカレートしすぎてオタク向けになっていく。

ちょっと自分語りさせてもらうと、ファーストガンダムと同い年の生まれって、科学や宇宙に興味を持てる映像作品が幼少の頃に不足していたと思う。・・まあ、新作に限った話で、再放送のウルトラマンは見れて良かったけど、当時のロボットモノってガキには敷居が高い話が多かった気がする。

ちょうど小学生~中学生の間(80年代後半~90年代初頭)だと、その目線で興味のフックがあって自分が引っかかったのは、電脳警察サイバーコップとか、電光超人グリッドマン・・って宇宙よりもコンピュータに向いたんだ。

そんな形でコンピュータに惹かれつつ、中学生辺りでようやく再放送のガンダムシリーズとか平成三部作でガノタになってしまった自分であった。パソコンは高専入ってバイトしてから買ったな。

路線を戻すのと同時にポイント整理。
・新作オリジナルアニメに復権の兆しあり。
・昔のアニメは子供に興味を持たせようと必死で、科学やSFを題材にしていたのが多い。
・けど、本気でSFを作りすぎて後の子供が置いてかれていた。

それで、今日のトミノサンの「ガンダムに代わる今の子供たちに宇宙や科学への興味を持てるオピニオンを作りたい」発言へ戻る。一見原点回帰と思いつつも、子供から科学への興味のフックを失わせた時代を作った要因にトミノサンもいる。実例はガキの頃アニメが好きじゃなかったオレ!w

80年代以降の富野アニメは中高生以上向けで小学生以下の子供向けじゃなかったよなあ・・。Ζガンダムをリアルタイムで見てるときに「もっと戦えよ!なんだこの退屈なマンガ!」って思ってたし。脱線、余談です。

そんなトミノサンが、鉄腕アトム以来、何十年ぶりかに子供を真正面から見据えた作品作りをしたいと言ったのが衝撃的だったんだ。・・ここまで書いてようやく自分で衝撃を受けた理由に気づいた。

そしてTVではオリジナルアニメの復権が始まりつつある。去年ははやぶさが地球に戻りながら科学者・技術者の光を見せ、来週から仮面ライダーは宇宙キタ━(゚∀゚)━ !!だ。そして忘れてはいけない3.11。時代の追い風は確実に科学を見据える眼を育てる方向へ向かっている。ていうか向かえ。

アニメーションの時代を拓くのは原作モノでは無い。科学の眼を潰えさせないためのオリジナルアニメの使い方があるはずだ。

生きた目線で時代を見て、バックしてくるフィルターになるコトでこれまでの富野作品はできていた。けれど、今回のコンセプトを聴く限り、「今の時代」の他に「何十年先のこれから」って要素も確実に入っているだろうと思いたい。それが、らせんが一巻き上に行ったって謎の合言葉の正体だ。

ただ、オレ個人の中で勝手に膨らんでいるイメージだと、危惧する点が二つある。ニュータイプエースという普通の人向け(富野曰く)雑誌での展開は、本来のターゲットに興味を持てる場になるのか?角川ならケロケロAとかの方がいいのでは?(特にコミカライズするのなら)

もう一つ、絵面は優先するけども、過度なフィクションをなるべくいれずに行きたい、そして学識者もフォローしていくという体制が引っかかる。知識人が話を書くとどうしてもガサ○キって単語が想起してしまう。でもこれは提言Ⅰの石川氏の対談を見ると杞憂に終わるだろうと思う。

そういった予感、危惧、はっきりとしたビジョンが見えない苛立ちを抱え、我々は9月10日の新情報を待つしかない。
けれど、今までよりは暗くない。それだけで十分だと思うことにする。って言葉でシメます。
長々とすいませんでした&ありがとうございます。

引用は以上です。

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